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研修で使えそうな海外ボドゲ

研修で使えそうな海外ボドゲを紹介。

まずは、無難なところでパンデミック。

10年くらい前にアメリカで発売されたゲームで、プレイヤーは様々なキャラクターに扮して、世界中に蔓延するウイルスを止めるためワクチン開発を目指す。(海外ボドゲに興味をもった人は、必ずと言っていいほど最初に通る入門的ゲーム)

人気があるため、その後もシリーズ化・商品化され続けている。(個人的には「パンデミック・イベリア」が超お勧め)

 

ワクチン開発といっても、一人のプレイヤーが同じ色のカードを5枚集めて研究所に行くだけ、と聞くと簡単そうだが、誰がどのカードを集めるかの見定めやカードの受け渡しをどこでどうするか、イベントカードを使うタイミングはどうかなど悩ましい。

 

しかも、毎ターンごとに世界中でウイルスが増え続けていき、そちらの処理も考えながらやらないと、にっちもさっちもいかなくなり、あっという間にゲームオーバーなんてこともざら。

ちなみに、ウイルス(正確には患者)の増加は、小さな立方体(キューブ)をボード上に置いていくことで表現されるのだが、一都市に4つ目のキューブが置かれる状態になると「アウトブレイク」が起こり、隣接都市にキューブが飛び火する。アウトブレイクが一定数起こるとゲームオーバーだ。だから、キューブが3つ置かれた都市が隣接したとき(アウトブレイクが連鎖する状態のとき)には最高にドキドキする。たったキューブだけでこの緊張感を醸し出すアイデア、ギミック。心から感心する。(自分もいつかそんなゲームを創りたい!)

 

さて話がいささかそれたが、本題に戻って、ではこのゲームの何が研修に向いている可能性があるかというと、まずそのゲーム性。ルールがシンプルで、プレイ時間が45分くらいと収束性がよく、そして協力系という点。

そしてプレイを通じて何の気づきがあるか、或いはどんな適性を推し量れるかというと、

・計画性

・指導力、決断力

・意見をまとめる力

・協調性

・論理的思考

・アイデア、発想力 など

 

 

例えば、部下や若手社員があえてリーダーとなってプレイしたり、新卒などの採用試験の一つに導入してもいいかも。

もちろん、普通にコミュニケーションの一環にもなる。一社に一つパンデミック、いかが?


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