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レジェンダリーマーベル到着!

届いた!

レジェンダリーマーベルとは、ご存じスパイダーマンやアイアンマンなどのマーベルをモチーフとしたデッキ構築ゲーム。

カードは何と560枚!!輸入品だから英語表記だ。(残念ながら版権の関係で、日本語版はまず出ないんだよね)ただ英語自体は難しくないためそのままでもプレイできるが、英語アレルギーの人には酷でプレイに支障をきたす可能性がある。ということで、届いたその日から夜な夜な和訳シール貼りの内職をすることに。かけた日数5日間。

 

なぜそこまでしてこのゲームを手に入れたかというと、今企画開発中のパワハラ研修用ボドゲの参考にするため。

ヒーローもので考えていて、手札のカードを使いながら、少しずつデッキ(自分のカード)を強くしていく。プレイヤーは敵を撃退するのが仕事。ゲームが進む中で「ネガティブ感情」がたまっていき、やがてパワハラが発生する。他方、一定のカードを獲得しうまく使うことで、パワハラを防止させる…

そんな僕が作りたいイメージに、レジェンダリーマーベルのシステムやルール、フレーバーがピッタリだったのだ。ちなみにマーベルはよう知らん(笑)

 

数回テストプレイした感想としては、デッキ構築といっても思ったより手なりな感じ。

毎ターン、残った手札を全て場に捨てるルールは、明らかに「ドミニオン」を引き継いでいる。ん~どうなんだろう、ルールとしては分かりやすいが、ここは残したいカードは手札に残せるようにした方が自分好みだ。さもないと毎ターンひいたカードだけでプレイすることになり、戦略より運の印象が強くなる。ドミニオンがイマイチなのはそういった理由もある。

(だから「ザ・リーダーシップ~財宝を探せ!」は、手札に残せるルールにしている)

 

前半は、ちまちまヒーローをリクルート(お買い上げ)することに勤しむ。ちょっとじれったい。

その間、ヴィラン(敵)がボードにたまっていくので、タイミングを見計らって弱そうな敵から戦闘をしかける。戦闘と言ってもこちらのカードの攻撃力の合計が、そのヴィランの攻撃力以上であれば勝てる。プレイ時間の短縮のためなのだろうが、イマイチ面白みにかける。自分のゲームでは、戦闘(仕事)はダイスの要素を入れるつもりだ。だって仕事って失敗もあるからね。

 

後半にかけて強いヒーローをリクルートでき、少しずつ手札が強くなっていく。ただ、残った手札は結局場に捨てることになるため、「残してもしゃあないよな…じゃ買えるものは買っときますか」で、特に考えることも無く残ったカードを買うことになる。ちょっと節操がない。

でそうこしているうちに、あるとき強いカードが手札に集まり、カードがコンボして一気にヴィランをやっつけられる。コンボは気持ちいいものの唐突感がすごい。

 

文句ばっか言っているが、ヴィランのスキームや市民といった要素やボードの作りは参考になる。

まあ10年も前のゲームで、システム的な古さは否めないが、もう少しプレイしてみれば、また違った魅力や参考になることが見えてくると思う。


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