ゲームで得られる気づき・学び
「ザ・リーダーシップ~財宝を探せ!」は、次の気づき・学びが得られます。
①リーダーの成長に不可欠なスキル
・具体的なP(成果達成)やM(集団維持)のスキル。
・リーダーが成長するためには、PだけでなくMのスキルも必要であること。(その逆も然り)
②部下育成のポイント
・部下の特性に応じた育成が重要であること。
・成果のことばかり考えていると、部下育成がつい忘れがちになること。
・下がったモチベーションの原因に見合った対応が必要であること。
③チームプレイで大切なこと
・常に周りをよく見て、声をかけ合ったり助け合ったりすることが大切であること。(お互い様精神)
・明確なゴールやミッションが、チームを団結させること。
参加者同士で楽しくゲームをするという非日常的な体験により、これらの気づきや学びは長く記憶に定着します。(人の脳は、このような「エピソード記憶」を長く定着させるメカニクスになっています)そのような観点からも、座学よりも優れた研修効果をもたらすでしょう。(ゲームは非売品です)
フィードバックで行動変容を促す
ゲーム後は、次のようなフィードバック(ワークとグループディスカッション)を行い、行動変容・研修転移を促します。
・ゲームと普段の業務の共通点
・スキルカードを使った自己分析
・PやMのスキルの洗い出し
・リーダーとして成長するために必要なスキル
・アクションプラン宣言 など
フィードバックは大切です。ゲームではさまざまな気づきを得られますが、具体的なノウハウを得たり、行動変容を促すことは難しいからです。
スキルカードを使った自己分析では、自分がP型かM型かその傾向を把握し、リーダーとして成長するために必要なスキルを明確化していきます。
ゲームの概要
チームで協力して財宝を発見せよ!
・PM理論をモチーフとした、リーダーシップ研修用のボードゲームです。
・プレイヤーはリーダーとなり、チームで協力して島や海のどこかに眠っている財宝を発見し、最終ラウンド終了までに最低1人はその財宝の在りかにたどり着く必要があります。
・そのためには、「誰が何をすべきか」「何を優先して考えるべきか」について、自然にチームで話し合い、提案し合い、支援し合うようになります。
・リーダーの経験値が高いプレイヤーが特に有利ということはありません。また運の要素もあり、誰でも楽しめます。
リーダーシップを発揮せよ!
・各プレイヤーは、自分のターンになったら手札をきってアクション(探索や狩り、移動等)を実行します。
・手札は、「決断する」「計画する」「模範を示す」「支援する」「承認する」「意見を求める」などリーダーとして必要なスキル10枚(PとMに関するものが各5枚)で構成されています。
・ミッションクリアか、部下育成か、はたまたチームプレイか…優先すべきものは何か。リーダーシップが問われます。
リーダーとして成長せよ!
・各プレイヤーは、一定のスキルを発揮することで、自分のリーダーレベルを上げることができます。リーダーとしての成長の証です。
・偏ったスキルばかり発揮していると(Pのスキルばかり、或いはMのスキルばかり発揮していると)、成長はやがて止まります。
部下を育成せよ!
・各プレイヤーは、特殊能力を備えたリーダーとなり、個性的な部下を引き連れてゴールを目指します。
・部下は、様々な理由ですぐにモチベーションを下げます。リーダーとして適切な対応をしない限りモチベーションは回復せず、アクション効率が下がっていきます。
・ミッションやゴールのことばかり考えていると、つい部下育成がおろそかになります。さらに、部下の特性に見合ったスキルを発揮しない限り、部下は育ちません。
チームプレイで困難を乗り切れ!
・ゲーム中、探索アクションによりさまざまなアイテムを獲得することができます。
・アイテムは、いつでも誰に対しても使えます。例えば、移動がおぼつかないプレイヤーがいたら「コンパス」で移動を支援したり、手札がままならないプレイヤーがいたら「伝説の探検家の手帳」で手札を替えたり、食料がないプレイヤーが猛獣に襲われたら「ハヤブサ」で食料を渡したり…。
・助られると人は「お返し」がしたくなるもの。この「お互い様精神」により、ゲームが進行していく中で自然にお互いの行動に注意を払うようになり、チームプレイにつながっていきます。
リスクを回避せよ!
・島や海は、常にリスクや危険と隣り合わせです。ときには猛獣や海賊船に追われたり、探索や狩りで失敗したり。決して一筋縄ではいきません。
・手に入れたアイテムや食料をうまく活用して、危険を回避することができます。また、「支援する」のスキルカードを使用することで、部下の失敗をカバーすることもできます。
そして、真のリーダーとなれ!
・財宝の在りかまでたどり着いたプレイヤーが最も多いチームが勝者となります。(チーム戦の場合)
・個人スコアも出ますので、リーダー賞や部下育成賞などのアワードを設定することも可能です。
・ゴールまでの道のりは、決してたやすくはありません。しかし、常にチームで声をかけ合い協力し合えば、きっと勝者=真のリーダーになれるはずです。
参加者の声
①ゲームと普段のリーダー業務で共通するところ
②身につけたいと思ったスキル
③今日一番の気づき
研修スケジュール
①PM理論の説明 約10分
②ルール説明(動画視聴) 約20分
ルールが少し細かいですが、プレイしながら徐々に理解していくことができます。
③ゲーム 約1時間~約2時間
2人 約1時間
3人 約1時間30分
4人 約2時間
ゲーム中は、当社ファシリテーターやアシスタントが一テーブルに一人つきます。
ゲーム中であっても、随時ルール説明や必要に応じてプレイのアドバイスをいたしますので、安心してプレイできます。
④フィードバック 約30分~約1時間
トータル 約2時間30分~約3時間30分
通常、3時間の研修は「長い!」と思われるでしょうが、当該研修における体感時間は短くあっという間です。
対象者・ご準備いただくもの・料金
対象者
・リーダー、若手社員など 1~4名
・1名のご参加の場合は、当社のアシスタント等がゲームに加わります。
ご準備いただくもの
・会場(貴会議室など)
・テーブル(一般的な長机の場合は1チームで2つ)
・イス(参加人数分)
・筆記用具
料 金
・基本料金5万円+1人2000円(税抜)
・交通費、宿泊費(実費)
静岡市内の場合は不要